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2025.12.15

健康

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遺伝子組換え大豆についての当社の取り組み

さとの雪が大豆原料に込めている思い

近年、食品に対する安心・安全への関心が高まり、当社においても「遺伝子組換え(GMO)に関する表示」についてお問い合わせをいただく機会が増えています。
当社製品のパッケージには「遺伝子組換えでない」という表示を行っていませんが、これは原料や管理方法が変わったためではありません。制度変更により表示ルールが変わったことが理由です。
ここでは、当社が使用している大豆のこと、そして表示制度について分かりやすく説明します。


当社が使用している大豆について

当社の豆腐・揚げ類に使用している大豆は、遺伝子組換えでない種子で栽培された大豆です。
さらに、生産・流通・加工の各段階で分別生産流通管理(IPハンドリング)を行い、非遺伝子組換え大豆として証明されたもののみを使用しています。

分別生産流通管理とは
遺伝子組換え大豆と非遺伝子組換え大豆が混ざらないよう、生産から出荷までの各段階で注意深く管理し、その管理の事実が書類で証明されている仕組みを指します。
この管理を適切に行うことで、意図しない混入を極めて低い水準に抑えることができます。


なぜパッケージに「遺伝子組換えでない」と書いていないのか

2023年4月の遺伝子組換え表示制度の改正により、以下のルールが定められました。

当社では従来から分別生産流通管理を実施しており、原料大豆や管理方法に変更はありません。
しかし、制度改正に伴い、表示方法として 「原材料名のみを表示する方式」 を採用しています。
そのため、パッケージに「遺伝子組換えでない」という文言は記載していませんが、
これまでどおり「非遺伝子組換え大豆」のみを使用しています。


遺伝子組換え表示制度について

制度の詳細については、消費者庁が公開している情報をご確認ください。

https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/food_safety/food_safety_portal/genetically_modified_food/

(遺伝子組換え表示制度に関する情報は消費者庁ホームページに掲載されています。)


お客様へ

さとの雪食品では、これからも安全性と品質を最優先に、大豆選びから製品づくりまで丁寧に取り組んでいきます。

今後も安心して当社製品をご利用いただけるよう、引き続き正確な情報発信に努めてまいります。

今後とも、さとの雪食品をよろしくお願いいたします。