MANUFACTURE
ものづくりへのこだわり
さらなるおいしさと
使いやすさの探求
古来より「和」を代表する食材として日本人に親しまれてきた豆腐。
お客様の声を第一に考えるさとの雪では、原材料や製品の分析による科学的アプローチに加えて、
アンケートや店頭での情報収集を定期的に実施し、おいしさと使いやすさへの探求を積極的に行っています。
これからも素材本来のおいしさを保つための包装技術、製造技術の開発や
安全・安心のための製法技術を進化させる努力を続けてまいります。
研究・開発へのこだわり
新商品の開発
豆腐は腐敗しやすく、日持ちのしにくい食品とされてきました。しかし現在では、製造設備の進歩や技術の向上により、冷蔵保管で賞味期限10〜15日の商品が主流となっています。さとの雪では、1982年にプラスチック容器を使用した「充てん豆腐」を開発し、従来の豆腐の概念にとらわれない、新しい形状で日持ちのするおいしい豆腐作りを目指して取り組んでまいりました。
1989年には“開けたときができたての味”を再現するために、当時飲料などで使用され始めたアルミ入り紙容器に、豆乳とにがりを直接充てんするという製法で作った「四季とうふ」を発売しました。この商品特性を活かし、国内のみならず海外へも輸出し、世界中の皆さまにさとの雪の豆腐をご賞味いただいています。これからも最先端の技術で、豆腐を中心とした大豆加工食品の商品開発に努力してまいります。
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個食タイプ商品の開発
近年、単身世帯の増加や核家族化、食事時間のずれなど、食の多様化による個食需要が高くなっています。さとの雪では、これらのニーズと環境に対応した使い切り、食べきりサイズ、個食タイプのとうふをシリーズ展開しています。2002年には業界初の4回分充てん豆腐、その後も4回分もめん豆腐の開発に成功しました。
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おからパウダーの開発
豆腐の製造過程で副産物としてできる「おから」。おからには大豆に含まれる良質の植物性たんぱく質、そして食物繊維が豊富に含まれています。”日持ちしない””使い方がわからない”とされてきた「おから」のイメージを払拭し、皆さまに栄養たっぷりのおからをご利用いただきたいという想いから、「おからパウダー」は開発されました。豆腐工場で出来たての「おから」を熱風乾燥させることで、長期保存が可能となりました。おからパウダーは様々な料理に使用することができ、お客さまから好評いただいております。
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多くの人々に配慮した
商品づくりを目指して
私たちはお客様に使いやすく安全な商品作りの一環として、
2004年よりユニバーサルデザイン(UD)への取り組みを行っています。
「さとの雪のユニバーサルデザインの約束」に沿い、年齢や性別、能力、経験などに関わらず、
できるだけ多くの人々に配慮した商品・環境・サービス・情報を伝達できる商品設計と開発、
そして、それを段階的発展的に向上する考え方や活動を行ってまいります。
さとの雪の
ユニバーサルデザインの約束
誰もが公平に
使用・利用でき、効率よく、少ない力で楽に使える
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包丁を使用しなくても、開けやすいフィルム(イージーピール)を採用しています。
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充てんとうふを取り出すときに豆腐がくずれず、容器から簡単(楽)に取り出せます。
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2回分、4回分商品の容器切り離し部分にミシン目を入れており、切り離しが容易です。
必要な情報はすぐ
理解でき、視覚・
聴覚などの
知覚的な
情報が簡単に伝わる
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一括表示などをわかりやすく、
見やすく表示しています。
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フィルムのあけ口に色を付け、
わかりやすくしています。
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豆腐の分類(木綿とうふ、絹ごしとうふ)などが、わかりやすいデザインにしています。
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容器形態(一丁、2回分、4回分)が
わかりやすいデザインにしています。
うっかりミスや間違えても
重大な結果にならない
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2回分、4回分容器の切り離し部分は
手が切れないように丸くしています。
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ロット印字(ABC)を採用し、トラブル発生時の追跡調査ができるようにしています。
使用量によって
使い分けることが
できるように、
多彩な
商品ラインナップを展開
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一丁、2回分、4回分の欲しい量に合わせて選択可能な商品ラインナップにしています。
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4回分の商品の例
使い方が簡単にわかる
イラストの採用
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紙パックとうふの取り出し方の例
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充てんとうふの取り出し方の例
改善事例のご紹介
充てんとうふ4回分の取り出し方を改善
従来より充てんとうふ4回分に表示していた“豆腐の取り出し方”を見直し、より簡単な取り出し方“カドおさえてぐっとポン”にリニューアル致しました。これにより容器から豆腐が取り出しやすくなりました。
充てん豆腐4回分の開封方法
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容器の中央ミシン目から左右に引っ張るように半分に切り離します。
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①で半分になった豆腐を外側中央から左右に引っ張るように半分に切り離します。
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あけ口からフィルムを開封します。
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お皿などの食器を用意し、豆腐を下向きにし、容器上部のカドをぐっとおさえます。
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ポン!と豆腐が出てきます。
分割タイプのとうふ容器の切り離し面の形状を改善
とうふ容器の切り離し部分の形状を変更し、切り離しても角がない容器に改善いたしました。
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旧容器
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新容器
四季とうふの賞味期限表示をわかりやすい4ケタ表示に改善
四季とうふの賞味期限表示を、わかりやすいように4ケタの西暦表示にしました。
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